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小・中学生の保護者の方必見!出来る子は始めている?入試に必要な速読解力を鍛えよう!

近年の入試では「速読解力」が必要と言われていますが、知っていますか?小学生の習い事としても人気な「速読解」について解説します。

はじめに

小・中学生の保護者の方々はお子様の教科書を見たことがありますか?
「学校の教科書のページ数が増加し、また教科も増え、ランドセルが重くなっている」
と、ニュースなどで聞いたことがあるかもしれません。

保護者の方が受験した入試問題と、お子様が受験する入試問題は、
もはや別物と言っても過言ではありません。

今の入試で必要とされる「速読解力」とは何か。
この記事で解説していきます。

速読解力とは

速読解力とは、
文章を速く読む「速読」と、文章を正確に読み取る「読解力」
を合わせた言葉です。

最近の子供は「国語力が低下した」とよく言われています。
私自身、塾生に指導している中でそのように感じることが
年々増えてきているなと実感しています。

国語が出来ない原因として「本を読まない」ことがあげられますが、
実は、本をよく読む子でも「読解力」が身についていない子は多いのです。

速読

「速読」を身につけるには、ある程度トレーニングが必要です。
ただ単に速く読んでも、その内容が理解できていなければ意味がありません。

「読むのに1時間かかる本を10分で正確に読める」
世の中にはこのような人もいるかもしれませんが、普通の人には無理です。

ここでの「速読」とは上記のような特別な能力の話ではなく、
普通の人が読むスピードの「2倍程度」で正しく読むことです。

これはトレーニング次第で誰でも達成可能です。
そしてこの「速読」を身につければ、入試ではとても有利です。

読解力

「本をよく読む子でも読解力が身についていない」
矛盾しているようですが、そうではありません。

読む本の内容が、その子の能力に対して簡単すぎると、読解力は身につきません。
また、難しすぎてもダメです。

内容を理解しながら読んでいない可能性もあります。
「ただ単に文字を読んでいる」といった感じです。

あなたのお子様に、本を読んだ後に、
「どんな内容だった?」と聞いてみてください。
その返事が「○○だった。」で終わってしまうと危険です。
読解力が身についている子供は、こちらが聞かずとも
「○○が●●で~して…」と具体的に内容を説明します。

なぜ速読解力が必要なのか

皆様も「大学入学共通テスト(旧センター試験)」が難しくなった。
問題文が長くなり、思考力が必要になった。
と、聞いたことがあると思います。

実際、親世代の「センター試験」と、お子様の受験する「共通テスト」では
文章量が全然違います。数学や物理、生物などでも、国語の問題か?と
言いたくなるくらい文章が多くなっています。

大学入試が変われば、それに伴い、高校入試も変わります。
私の塾がある鹿児島県の公立高校入試(英語)を例に挙げると、
英語の総単語数は、2011年では1044語、2022年では1462語と
約10年の間に418語も増加しています。
しかし、試験時間は同じです。
読むのが遅い子にとっては当然、「時間が足りない」となります。

「問題文を速く、正確に理解すること」
つまり、「速読解力」が、入試を勝ち抜くために必要な能力に
なっているのです。

まとめ

今回は「速読解力」について解説しました。
当塾でも、お子様の入試の実情を理解されている保護者の方向けに
「速読解力コース」を準備しています。
新しい入試を勝ち抜くために、小学生のうちから「速読解力」を
身につけましょう。

また、このブログでは説明できなかった「速読解力の大切さ」について
オンラインセミナーの案内を載せておきます。
ご興味のある方は、一度ぜひ参加してみてください。

速読解力オンラインセミナーはこちら

鹿児島県霧島市で学習塾をお探しの方へ

最後になりますが、この記事を書いているのは
鹿児島県霧島市にある「北辰塾」の塾長です。
現在も私立中・高で現役の数学教師として教壇に立っています。

北辰塾では単なる暗記ではなく、しっかりと「なぜそうなるのか?」ということを
意識して指導を行っています。
興味のある生徒、親御さんは一度、当塾へご連絡してください。
みなさんと一緒に勉強できるのを楽しみにお待ちしています。
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