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新大学入試制度を解説!あなたの疑問を解決します!

2021年から開始された新大学入試制度。新入試制度のことわかってますか?何が変わったかわからない人の疑問を学習塾塾長が解決!

新大学入試の目玉とは?

2021年の大学入試より新しく入試制度が変わります。
今までの入試形式が名称変更したり、入試に高校生活での活動が活かされたりと細かな変更があります。
何といっても最大の変更は「センター試験」から「大学入学共通テスト」への変更です。
まずは「大学入学共通テスト」について解説します。

大学入学共通テスト

これまでの「センター試験」から「大学入学共通テスト」へと変更となります。
単に「大学入学共通テスト」と名称が変更しただけではありません。
センター試験はよく考えられていて、とてもいい試験だったと個人的には思います。
新しい入試もセンター試験同様、良問をたくさん出題してほしいと思います。
では、センター試験と変わらない点や大きな変更点などみていきましょう。

センター試験との共通点

まずは共通点から。
・出題形式はマーク式
・5教科7科目

出題形式はセンター同様マーク式となります。
全国の学生の答案を短時間で正確に、公正に採点するにはマーク式が最適です。
数学Ⅰや国語で採用される予定だった「記述式の導入は中止」となったので注意してください。

センター試験との変更点

大きな変更点として、
・数学Ⅰ・A 試験時間が60分から70分へ
・英語 大学入試センター試験…筆記200点、リスニング50点
    大学入学共通テスト…リーディング100点、リスニング100点
・思考力・活用力が問われる問題が重視される
・地域の課題など身近な題材や、実用的な文章を題材とした問題が出題される

今までの単純な暗記や知識から、思考力や問題解決力といった総合的な力が大切となりますね。

数学ⅠA

まず数学ⅠAの試験時間が10分長くなります。
これは先に述べた「記述式の導入」に向けての変更でした。
しかし、記述式は廃止となりましたが、試験時間は70分のままです。
数学ⅠAでは「データの整理」が追加となってからはかなり時間の余裕がなくなってきたと思います。
70分でも時間に余裕ができる学生は少ないかもしれません。
演習を繰り返し、早く正確に計算を処理する力を身につけましょう。

英語

大学入試センター試験では、「筆記200点、リスニング50点」 でしたが
大学入学共通テストでは、「リーディング100点、リスニング100点」 へと変更となります。

文法問題、アクセント、並び替えなどの問題は出題されなくなります。
しかし、各大学での個別試験では出題されますので勉強しなくていいというわけではありませんよ。

また、リスニングの配点が大きく上がり、100点となります。
リスニングでは1回しか読まれない問題や、複数人での会話など、センター試験より難易度は上がっています。
普段から音読やリスニングの練習をしっかりしておきましょう。
リーディングに関しても英文の量は減っていません。
限られた時間の中で英文を読み、内容を理解できるように、制限時間を決めて英文を読む練習をしましょう。

一般入試、推薦入試、AO入試について

一般入試は一般選抜、 AO入試は総合型選抜、 推薦入試は学校推薦型選抜
このように名称が変更となります。
また今までは、一般入試は学力重視、AO入試は学力とは別の活動を重視となっていましたが、
新しい入試では「学力の3要素」すべての力が必要となります。

学力の3要素とは

・知識・技能
 持っている知識と学んだ内容を関連付けて理解を深め、さまざまなシーンで活用する能力

・主体性・多様性・協調性
 自分を客観的に見て周囲との価値観の違いを理解し多様性を受け入れ協力し合い、
 それによって育んだリーダーシップや思いやりをどのように学びに活かすか、社会とかかわっていくかを考える能力

・思考力・表現力・判断力
 目の前にある問題に対し、自分で答えを見つけるための力で、考える中で自分にはどのような部分が足りないかを理解し、不足していると考えられる部分を勉強する能力

新しい大学入試制度はこの「学力の3要素」を基準にしています。
しっかりとこの3要素を理解し対策をすることが大切です。

一般選抜

一般的には、1月中旬に実施される大学入学共通テストの得点と、
2月下旬から実施される大学別の個別学力検査の合計得点で合否が判定されます。
原則として大学入学共通テストを受験する必要があり、自己採点後で志望大学に願書提出を行います。

様々な入試制度がありますが、多くの学生は一般選抜を受験します。
大学入学共通テストを受験する必要があり、全教科満遍なく勉強する必要があるので、
苦手な教科を作らないようにしましょう。

大学別の個別試験では、マーク式ではなく記述式の問題を出題する大学が多いです。
途中式や自分の考えを論理だてて説明する力を身につけましょう。

総合型選抜

総合型選抜では受験生が提出するエントリーシートなどのほか、
論文、面接、プレゼンテーションによって意欲や適性、能力を総合的に評価します。

新しい入試制度となり、学力の3要素に基づいた能力を評価するために様々な形式があります。
例として、
・大学の授業に参加し、そのレポートをまとめる
・地域を活性化するための企業誘致のプレゼンテーションを行う
・あるレポートを読み、その問題点を自分で見つけ、改善点を示す
など多種多様な形式です。

学力より問題解決型の学習、プレゼンテーション能力など人間力を重視する傾向です。
事前準備に多くの時間が必要となることも多いので、しっかり対策をしましょう。

学校推薦型選抜

多くの国立大学や私立大学で採用されている入試制度です。
大きく分けて2つあります。
・公募制(主に国立大学)
・指定校推薦(主に私立大学)

公募制は、主に国立大学で採用されています。
自分の高校の校長先生からの推薦が必要です。
高校の成績(5段階平均評定)や、欠席、遅刻の日数などが推薦の条件となります。
公募制の推薦を考えている学生は。普段の日常生活を頑張りましょう。
授業中に寝ていたり、宿題を出さなかったりしていては印象が良くありません。
毎日真面目に授業や高校生活を送りましょう。

指定校推薦は主に私立大学が中心となります。
各私立大学が、高校へ指定校という形で入学者の枠を用意しています。
自分の行きたい大学、または学部が指定校推薦で準備されているかは自分の高校次第です。
また各大学で1、2人となるので、同じ大学を他に狙っている生徒がいる場合は競合となります。
高校での成績を基に高校の成績会議で誰を推薦するか決めるのが一般的ですね。

まとめ

現在では少子化の影響もあり、推薦で各大学の募集人数の半数近くを確保する私立大学も多いです。
また、大学の募集人数には大きく変更はありませんが、推薦入試は今後ますます増えていくことが予想されます。
そのため、一般選抜の難易度は高くなることが予想されます。
暗記するだけの入試から、総合力を試される入試への変更は今後も続きます。
様々な入試に対応できる力を高校生活を送りながら身につけましょう。
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