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学習塾塾長が教える中学生の定期テスト対策!これであなたも点数UP間違いなし!

学習塾塾長が教える定期テスト対策。各教科のテスト勉強をする際に重要視してほしいことを書いてます。この記事を読んで定期テストの点数を上げよう!

学習塾塾長が教える定期テスト対策で大切なこと

まず、皆さんが勉強するうえで大切にしてほしいポイントを紹介します。
定期テストでは「まず教科書」です。
学校の定期テストは、教科書で学んだことをどれくらい理解しているか?を測るテストです。
そのため、教科書の本文が出題されたり、教科書の太字になっている言葉が出題されたりします。
定期テストの勉強をするときに、教科書を読まないのはおすすめしません。
教科書はよく考えられて作ってあります。教科書で聞かれる問題をまずは勉強しましょう。

次に大切なことは学校の授業をしっかり聞くことです。
私は学習塾の塾長でありますが、現役の私立中・高の教師でもあります。
私もよくやりますが、授業の中で「ここはテストに出すよー」と問題をあらかじめ生徒に予言することも多くあります。
授業の中で各教科の先生の話をよく聞いて、どの問題が大事な問題なのか、チェックしておきましょう。

定期テストで思うような点数を取れない生徒は、授業に集中していない、板書をしない、といった生徒が多いと感じます。
しっかりと授業に集中し、宿題等で出されるプリントなどを復習しましょう。
また、テスト範囲をよく見ることも大切ですので、勉強していない箇所が出来ないように、計画的に定期テスト対策を行いましょう。

学習塾塾長が教える各教科のポイント

では、各教科の定期テスト対策のポイントを紹介します。
ポイントを押さえ、効率よくテスト勉強をしましょう。

国語

・教科書を何度も読み、本文を覚える。
・漢字、文法など点数を稼げる部分は確実に勉強する。
・授業のノート(板書)を教科書と一緒に何回も見て、根拠となる本文の箇所をチェック

国語のテストでは、設問に対する「解答の根拠となる本文」が必ず存在します。
この文章があるから正しい解答はこれ。といった感じですね。
国語は文章なので様々な捉え方が出来ます。しかし、それでは正しい解答が導かれません。
「根拠となる本文」をしっかりチェックしながら勉強してください。

社会

・教科書の太字になっている用語を覚える
・覚えた用語の説明ができるか確認する
・問題集など何回も解きなおして、問題と正答を結びつける

社会はまず暗記教科であるので、用語の暗記は必須です。
このとき注意してほしいのが、「用語だけ」を覚えることです。
また、漢字で覚えるようにしてください。漢字指定の問題も増えていますので。

例えば、「排他的経済水域」と用語だけを覚えていたとします。
これが何のことを言っているのか説明できなければ、いくら用語を暗記しても問題に正解できませんね。

これを同時に解決する方法が問題集を何度も解くことです。
問題文と用語を強く結びつけるために、答えを隠して何回も同じ問題集を解きましょう。
また、最近は社会でも記述問題が増えています。図から読み取れることを説明する問題では、何かと比較して説明したり、増加・減少傾向であることを書きましょう。図の中に出てくる言葉を使うことも大切です。

理科

・教科書の太字になっている用語を覚える
・覚えた用語の説明ができるか確認する
・問題集など何回も解きなおして、問題と正答を結びつける

理科も基本的な勉強法は社会と同じです。
何度も問題集を解いて用語の暗記と説明を可能にしましょう。
社会と違う点は、計算問題です。
理科の計算問題では、単位を強く意識しましょう。理科の計算問題では単位を変換することがとても多いです。
質量は㎏ 長さはm 力はN など各単位をしっかり覚え、変換できるようにしましょう。
計算の式は数学と違いとても単純な公式です。苦手意識をもたず、計算ミスに気を付けながら計算してください。

数学

・教科書の用語と公式を覚える
・教科書の問題、授業中に扱った問題、宿題のプリントなどもう一度解きなおし
・問題集でさらに演習量を確保

数学は計算問題を確実に解けるようになるまで何度も繰り返し練習しましょう。
また、全学年までの知識が抜けていれば問題が解けないことも多くあります。
全学年までの復習はテスト前に限らず、時間を見つけて解きましょう。

大事なことは計算力を身につけることです。
文章題は問題文をよく読み、図や表を書いて情報を整理して解きましょう。
日本語で書かれた問題文を数学的な式に変換することが出来れば、文章題は怖くありません。
これが出来ない人は中1の文字式、等式をもう一度復習することをおすすめします。
理解すれば高得点が狙える教科ですので、なぜこのように解くのか?を理解しながら問題演習をしてください。

英語

・教科書の本文、単語、熟語を覚える
・教科書で習う文法を理解し、問題集で演習
・リスニング対策として教科書を音読する

英語はまず単語や熟語をしっかり覚えましょう。ここが出来ていないともちろん長文を読むこと、英作文を書くことは不可能です。英単語をきちんと覚えてない生徒は多いです。まずはここから始めましょう。
覚えるときは必ず書いて覚えるように。眺めるだけはダメですよ。

次に教科書の音読です。本文を覚えることにも繋がるので、声に出して読みましょう。
文法問題では教科書で習う文法をもう一度授業のノートで復習、その後に問題集で演習してください。

英語もしっかりと文法を理解し、短い文章をきちんと和訳できるようになれば長文も読めるようになります。
長文を読む際は、和訳ではないので前から訳していきましょう。
例えば、I go to the library to study English .
和訳では、「私は英語を勉強するために図書館に行く」ですが、
長文を読んでいるときは、前からそのまま「私は図書館に行く、英語を勉強するために」と読みます。
これで十分意味はつかめますし、この方が読むのが速くなります。
長文の時間が足りない人は慣れるまでは大変でしょうがやってみてください。

まとめ

今回は中学生向けの定期テスト対策について書いてみました。
中学生で正しい勉強法を身につけておけば、高校生でとても有利です。
定期テストの点数が良くなれば勉強に対するモチベーションも上がると思いますので、
この記事を参考に勉強してもらえたら幸いです。
勉強は日々の積み重ねが一番大事ですので、テスト前だけでなく普段から時間を見つけて勉強する習慣を早い時期に身につけましょう。
では、読み終えたら実践あるのみ。すぐに勉強しましょう!頑張ってください。

テスト後の勉強法はこちら

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